執筆者 libraria | 8月 22, 2023
佐藤真紀 飛族 村田喜代子著2019 文藝春秋192 × 134 × 20 mm紙蝶番を用いた表紙構造、紙を支持体とした糸綴じ手彩色和紙、手製料紙 作品の舞台である海や重要なモチーフである鳥、空、波を一つのイメージで表せるように屏風に使われる紙蝶番を用いて変形する表紙に仕立てました。 ... 執筆者 libraria | 8月 22, 2023
柴田有子 大航海時代の日本美術 九州国立博物館 編集2017年10月14日 西日本新聞社・TNC テレビ西日220 × 215 × 28 mmくるみ製本、角背 カルトン、描画用紙(アルシュ、MBM 他)、アクリル絵の具、箔など2023年 2017 年の展覧会カタログ。桃山美術の作品からインスピレーションを受けて装丁しました。出品者本人の描画が材料。 船乗りシンドバット 初山滋.絵 野尻抱影.文1979年12月20日 株式会社求龍堂275 × 205 × 18 mmくるみ製本、角背 カルトン、描画用紙(... 執筆者 libraria | 8月 22, 2023
高橋宏江 左川ちか全詩集 左川ちか著2010年 森開社212 × 153 mm綴じつけ製本、額縁装仔牛革、クロムコート染め表紙、和紙染料染め 見返し、天アクリル染め2016 昭和初期の詩人で夭折した左川ちかは、メタファー表現を用い、青い、海、波、港、などの言葉が出てきます。独特な表現の中にシャープな切り口があり、ブルー系を基調として製作しました。に響く波の音を連想します。表紙の埋め紙や下張りに手漉きの竹和紙を使用しています。和紙とも洋紙とも違う質感があり興味深い素材です。 ... 執筆者 libraria | 8月 22, 2023
中尾エイコ PÊCHEUR D’ISLANDE (氷島の漁夫) PIERRE ROTI (ピエール ロチ)著2001 Biennale Mondial de la Reliure d’Art290 × 202 × 40 mmプラ・ラポルテ製本山羊革、絹布、貝殻、自作藍染め紙、箔押し 2001 年 フランスの国際製本展に出品した本。海に魅入られたアイスランド系漁師の物語で暗く厳しい物語を、藍で染めた本文紙と、陰で支える女性を赤系の和布で表現しました。同じ材料で、表紙を保護する丸帙を作りました。 ... 執筆者 libraria | 8月 22, 2023
中尾あむ 船旅の絵本 柳原良著1972 文藝春秋154 × 215 × 20 mmくるみ製本、平綴じ 山羊革( 表紙) 、絹糸( 花ぎれ) 原本は無線綴じだったので背を裁断し、平綴じして丸背にしました。花ぎれはマリンカラーで手編み、小口は水しぶきをイメージして天から前小口にかけてパラがけし、見返しは、本文をイメージしてイラストを描き、オリジナルペーパーを作りました。 ...