藤井敬子
Forestonia Estwald Mine Metsa!
Valdur MIKITA著
Scripta Manent Ⅵ,2019年
プラ・ラポルテ製本
インレイ、オンレイモザイク タイトル押し、木版画:藤井敬子
雁皮紙に木版、仔牛革・山羊革・オリジナルペーストペーパー
296×209×39mm
2020年
エストニアで5年ごとに開かれている国際製本展”Scripta Manent IV”でPremium賞受賞。エストニア語、英語、ドイツ語で書かれたテキストの章扉に色雁皮紙に摺った木版画を組み込んだ。深い森をイメージしたペーストペーパーも作成
『詩集・馬来乙女の歌へる』
イヴァン・ゴル 堀口大學訳
挿画6葉:アンリ・マティス 限定64/300部
昭森社、1955年
イスラム製本
手染め紙織モザイク タイトル押し:近藤理恵
仔牛革、山羊革、オリジナルペーストペーパー
235×152×16-18mm
2025年
特漉きの透かしのある紙に印刷され、フランス装で綴じられていた美しい本。70年ぶりに装いを新たに登場。ページに挟まれていた四葉のクローバーを雁皮紙でラミネートして、この本が持つ記憶の一つとして綴じ込むことにした。
Wistaria-vine-
藤井敬子:銅版画
折り本
ハーネミューレ紙にエッチング タイトル押し:藤井敬子
仔牛革・革ひも
389×309mm
1995年
「LIVRE-OBJET」と題して版画を本の形にした作品を集めた個展でデビュー。
藤をモチーフにした一連の作品の一つで、折本だが「つる」で綴じることも出来るようにデザインした。