藤井敬子
溝活版の流儀
著者名:横溝健志
発行:溝活版分室
発行年:2020年
作品仕様:ド・ラポルテ製本
材料:和紙、仔牛革、山羊革
size: 215×154×14mm、2021年制作
版つながりで活字をモチーフとした銅版画を刷り、ゴム版も使って表紙を編む。
見返しは和紙に彩色、ゴム版で作成。
扉裏面には活版印刷で制作者名を入れていただいた。
ポツポツとだけれど、40年以上も銅版画とともにあったのだとあらためて思う。
活字を拾って組み、印刷する。版を作ってプレスする。印刷された本文をかがって本の形にする。
どれも500年前とほぼ変わらぬ手作業だ。