#本をつくろう

#本をつくろう    「花ぎれ」                                         

コロナの時代の「本をつくること」を記録するWeb展覧会。
第5回は手製本の細部に注目、色々な「花ぎれ」を見てみましょう。

【花ぎれ】本文ブロックの背の天地に貼り付けた飾り布。元々は色糸等で中身の折丁に固定しながら編み、本を補強しつつ装飾した。/head band/comète

【編み花ぎれ】単色または複数色の、絹などの色糸で編んだ花ぎれ。古くは表紙との接続、本文折丁を丈夫に保護する役割もあった。/tranchefile

倶楽部の用語集には上記二つの語の説明があります。
手でつくる本では、主に編む手法が使われ、今回の出品作の多くがこの「編み花ぎれ」で作られています。「コワフ」と呼ぶ、花ぎれの上に被さっている部分も見どころの一つです。
作品写真をクリックすると拡大されますのでどうぞご覧ください。